優勝 菊地雄一選手

Muddys第2戦の先週、先々週より北浦、常陸利根川では
800前後の魚がポツポツと釣れる事は解っていたので、
前年の必殺パターンを追い求めて、仕事の合間を縫って
土曜日の午後からプラに入りました。いろいろと場所は
回りましたが、結局一番安定していたのが常陸利根川の
息栖神社の船溜まりより少し上流のへら台(何もない所
にへら台だけが6、7つある場所です)だけでした。
 当日は朝一番でそのへら台の一番上流側より入り、
まずはトップを軽く一流し。何も反応がないのが不思議
だったので水温を計ると、前日午後より3度近くも落ち
込んで19度から20度を指していたので狙いを底付近
に定めてクランクを障害物にそって流すと500前後の
魚がチラホラ。「コレは今日は乱打戦かな」と数釣り
モードを意識したのですが20分もすると魚を釣り
きってしまったのか無反応。他も色々やっては見た
のですが、反応なしで途方に暮れていたのですが、
「まだやっていない事がある筈」とタックボックスの
中身を眺めていたら「メタルジグ」が有るのに気づいて
「コレは?」と半信半疑で適当にへら台に向けて
キャスト。すると着水直後に一気に走り出したので
慌てて後ろに下がってへら台より魚を引き離して
引き摺り上げると今までの倍はある立派な魚が!
そのまま草むらに魚を置いて再度同じ場所にメタルを
投入。すると前投と同じように一気に走るので今度は
一気に巻き合わせ。遊ばないで一気に抜き上げて
ビックリ!隣に横たわっている魚と同じサイズ!思わず
「スゲー」と独り言を言っていました。そのまま魚を
一端ライブウェルに仕舞いに行くと満員で結構皆さん
お疲れの様子だったのですがどうしても隣の2つの台が
気になるので両側2投づつ投げて釣れても釣れなくても
一端帰ろう。という事で直ぐに元の場所にもどり隣を
攻略。すると上流から向かって3台目の下流側
(今までは一番上流側の左側で2本連続で出てます)
の1投目で今までと同じように横に一気に走り出すので
やっぱり巻き合わせでゴボウ抜き。コレも40cmはある
良い型。検量後、再度同じ場所へ。戻りまだ手を着けて
いない下流側の台をメタルで打つと1つ目(上流から
4つ目)で激しい当たりと共に台下に潜り込む魚が。
無理やり引き剥がして寄せると「キャットフィッシュ」
(西洋鯰です)が。。。コレが残りの台から一匹づつ出て
きたのですが、3匹目で痛恨のラインブレイク!虎の子
のメタルを持って逃走しちゃいました。
その後はメタルの代用でラバージグなどをやって
みましたが、コレといった魚が出てこなかったので先週
歩き通した北浦の水原へ。通称「ハウス前」へ入った
のですが、先週は無かった筈のロープが岸際に延々と
50メートルも張られていて、「コレでは取り込みが
出来ないなぁ」と思いながらロープに括られているオダ
に絡めてラバージグをスイミングしたり、ズル引き
したりと色々試してみたのですが、風表で水が掻き
回され過ぎていたのか、時間ギリギリまでここで粘った
のですが結局無反応で終わってしまいました。
今年は念願のJBCCプロ部門を陸より制覇!Muddysも
第2戦は連覇!と凄い事(本人が一番驚いています)に
なっていますが、気負わず楽しくやっていきたいです。

準優勝 藤枝伸幸選手

今回は二週間前にプラに入り、霞、水路をチェック。
サスペンドバスに狙いを絞りプラクティスをしました。
ルアーはスピナーベイト、狙う水深を意識したルアー
をチョイス。霞は相変わらず厳しく、水路でリミット
を揃え、霞はキッカー狙い、プラでは水路でかなり
良い思いをしましたが、大会三日前のプラクティスは
最悪状態。不安な気持ちのまま当日を向かえました。
朝一番プラで良かった新利根川の水路をスピナーベイト
で700gを2匹、やはりバスはサスペンドしていました。
しかし後が続かず移動、カスミ付近の水路の排水口を
スピナーベイトでラン、ガンしましたがノーバイト、
リミット3匹を揃えられないまま霞に移動しました。
霞でも狙いはサスペンドバス、ドック内にロープの
下がっている杭を打ち捲くり1kg2匹をキャッチ!
杭を全て打ち尽くし、そして朝一番にトライした
水路に入りなおし700gと400gをキャッチするも
入れ替えならずで終了を向かえてしまいました。
今回も優勝を逃してしまいましたが8月は優勝狙い
でガンバリマス。

第三位 田中健太郎選手

皆さんこんにちは。
今回、私は、6日前の月曜日にプラに入ることができ、北浦、常陸利根川とまわってきました。まず北浦をぐるっとまわったのですが、まったく反応がありませんでした。その後、自分の中でまだ未開拓な場所である、常陸利根川の外浪逆浦より下流側へ行ってみようと思いました。結果的には外浪逆浦から一つ目の水門で1,200gを1本とその廻りにある杭で、バイトをとったのみで終わってしまいました。しかし、当日は魚をとった場所は気になり、まず朝一はそこへ入ろう!そして常陸利根川をメインにまわろうと決めていました。
 当日、先行者がいないか気になりつつ、現場に到着すると誰1人いませんでした。これは、人為的プレッシャーはないのかな? と思い、まず水門の中を攻めるがノーバイト。しかし、なにげに期待していた付近にある、船着き場の杭が残っていたので、慌てずに杭へキャスト。6本程ある杭でしたが、全てノーバイト。やや諦めモードになったところで、釣り方を変え、杭の沖へキャストしズル引きしていましたが、底がとれていないような感じがしたので、一度ロッドをあおってみると、一瞬重みが! もしかしてと思い、もう一度同じところへキャストし、今度はスイミングをかけてみるとバイトがあり、本日最大の1,250g? を釣り上げる事が出来ました。朝一フィッシュは久々だったので(しかもデカイ!)緊張しながらファイトを楽しみまし
た(ルアーはラバージグです)。この調子で2本3本ととれないかな? と期待を胸にキャストし続けたが、バイトが遠のき場所を移動。プラでは入らなかったのですが、少し先に行くと桟橋(釣り台)が点々としているのを確認していたのでそこへ行ってみる。人がいなければ、やってみようと思い土手を登るとバサーはマッディーズのメンバー菊地さん1人しかいませんでした。菊地さんの付近では、もう魚は釣られてしまっているだろうと思った
ので、100mくらい先へ行ったところから釣りを開始したところ、ポンポンと2本立て続けに500gくらいの魚がつれました。これでとりあえず3本揃ったので、入れ替えができたらと常陸利根川を下りながら釣っていくがダメ。そして、掘割川〜北浦へ入り、水原等を釣っていったが、結局入れ替えはできませんでした。しかし、結果3位に入賞し、とてもうれしく思います。今回は特に自信があって行ったポイントではなかったので、今後自信のあるポイント、パターンが見つけられたら、と思います。次回もがんばりますのでよろしくお願いします。今回釣ったルアー:ラバージグ3/80z、トレーラー ゲーリー4インチグラブ スモーク