優勝 樫村 進一3463g(449+1369+1645)
4月20日が待ちどうしかったですね、トーナメント前には暖かい陽気がつづき
、かなりの釣果が期待されましたがいざ本番当日に成って見ると、寒いこと寒いこと、
風は強いし、集合場所に到着してみるとますます風が強くなってきた
いつもの春のパターンで行くと、シャローでステージングバスのはずが、この風
じゃ・・・・頭の中を切り替えて、テトラ周り、中層から深場の掛け上がり、風裏のベイトの
溜まり場。などに的を絞って狙い打ち。
朝一に入ったポイントは、通称L特急裏、下流側のポイントにはすでに何人かの
アングラーが入っておりそこは諦め上流側のポイントへ、ノーシンカーワームで足音を
立てないようにステルス釣法、テトラの穴を丹念に1時間かけて
約半分まで、テトラの外側をスプリットショトで30分掛けて戻り、オープンウ
ォーターを気にしながら、このとき10匹ぐらいのベイトが怪しい動きをしていたので、
ベイトタックルに持ち替え巻き物に変更。バイブレーションの5とうめに、ヒット、
慎重なやり取りでランディング、46,5センチ。後が続かず
堤防沿いの足元を丹念に探り、さらにもう一匹追加、(ちょっと小さい)このポイントは
9時までと決めていたので思い切って北浦に移動、北浦の最初のポイントは
武井のテラス、足元を丹念に探りノーバイト、風浦とはいえシャローエリアを諦めて、
さらに上流に移動、梶山ドック脇のテラスポイント、このポイントは足元からそこそこの
水深がありこの時期では常識はずれかもしれないが、もしかして・・・バスが風波を嫌い
水深のある場所に移動しているかも???そろそろ時間も無くなって来たので、
一発狙いで、シーバス用のミディアムディープのミノーをフルキャスト、すぐに
反応があり、惜しくもばらしてしまった。「あ」時間が無い、車までは約100メートル、
そのまま戻るのはもったいないので、テクトロしていたら、根がかった・・・と思ったら
すごい引き、無事ランディング。最終的にこの魚がキッカーとなり勝つことが出来ました、
今年こそはこの勢いのまま行けるように頑張りたいです。

準優勝 百目鬼勝正2198g(553+802+843)+525
樫村さん優勝おめでとうございます。昨年末のクラシックに、出場できなかった
悔しさがバネになり、今回の優勝があったのですね。
強者が増えていく事に、喜びと闘争心が増すこのごろです。

 さて、今回というか今年の戦略は、「強い場所で手堅い釣り」。これを念頭に掲げ、
年間優勝の奪回に走ります。まずは苦手な第一戦、前週のプラではかなりいい思い
をする事が出来た。それというのは、昨年楽しくプラをした、マイリバー横利根川が
爆釣で、半数がプリバス。ここをベースにしてキッカー場を回り、戦う事にした。

 当日は、天気が下り坂の予報が出でいて、絶好の釣り日より。ただ気がかりなのは、
大会前に大潮があった事、先週のプリがアフターになっていなければ…。朝一は、
北浦の流入河川でキッカー狙い。しかし、田植えの影響で濁りが入った為か、一時間
粘ったがニゴイが一本。次に入った北利根の水門もノーバイト。私の予定ではどちらかの
場所でビッグなヤツをゲットして、余裕を持って横利根に入る訳でしたが、そう上手くは
いかなかった。そしていよいよ本命の横利根へ。ここにいる全てのバスを釣るつもりで、
イモグラブのノーシンカーを引き続けた。しかし、数は釣れるものの、明らかにサイズが
ダウンしている。大会前に心配していた事が、現実となつていた。結果、13本
釣っていながら、3本キープのウエイトが2200
gしかない、
優勝の樫村さんとは1kg以上差がついてしまった。

 大会後、浅野君の話や樫村さんのパターンを聞いてみると、自分の釣り方では、
これが限界だったと思いましたが、今年はこのスタイルで戦って行こうと思っています。
あくまでも目標は、年間優勝なので。

 最後に、私が横利根を釣りする様になって、気づいた点をあげてみます。
1,横利根は、霞水系の中で一番状況が安定している。
2,横利根は、川と名乗っているが止水状態の時が多い。(流れ、水の動きがキモ?)
3,横利根は、通称大曲を境として水が違う。
4,横利根は、あまり変化が無いように見えるが、実はかなり…。
5,横利根は、漁師があまり入っていないのでバスの密度が濃い。
参考にはならないと思いますが、みなさんそれぞれの釣り方で楽しんでください。
 それと、マッディーズの皆さんに私からのお願い、今後も大久保さんを中心に、
楽しく盛り上がったトーナメントを続けていけたらと思っていますので、
より多くの方に参加していただきたい。宜しくお願いします。
では、次回の第二戦でお会いしましょう。
ありがとうございますm(_ _)m by管理人

第三位 ナベ僧2066g(454+540+1072)+325+419
『まず、今回の釣りははっきり言って、完全に負け戦でした。私の戦略(そんなのあるの?)では、
先週の釣りで横利根は対象外になっていました。
先週、先々週の結果では、鰐川系が魚の
動きが良かったように思われました。
事実、今回のトーナメントでも鰐川はやはり良かったようです。
しかし、私は朝一、L特急に向かったにもかかわらず、ノーバイト。でも、周りでは釣れていまして、
私の周りから魚が逃げている印象すら受けました。
魚はいるんです。でも釣れない。それから、
鰐川を2ポイントほど回りましたが、
やはり、ノーバイト。ギルの動きさえ見えませんでした。「こんなはずじゃ」
私の頭の中は、早くも「アブレ」の文字がちらつき始めました。その後は、真っ白になった頭を抱えつつ、
毎度のパターンで前川へ
ここは、はっきり言って駄目だろうとは思っていたポイントですが、とにかく、
釣りたい、何とか魚が欲しい。
それだけで行ってしまいました。案の定、ノーバイト。完全にキレてしまいました。
そこで、仕方なく先週は駄目だったが、先々週は割りと良かった横利根のポイントに向かうことにしました。
正直、駄目だろうケド、他に行くところもないし、という感じでした。そこは、去年は工事のため人が
出入りしておらず
護岸が新しく整備されていて、結構底も固くデコボコしている場所です。ただ、一つ
もしかしたら?っていう疑念が生じました。
それは、百目鬼さんとバッティングするんじゃないか?ということです。
着いてみると、「あ〜。やっぱり」でした。すでに、百目鬼さんが始めているではありませんか。
「どう?」ってたずねましたら。「そこで1ポン」私が「え!?出るの?」すると百目鬼さん「先週、バッチリ
だったんだけど、魚がスポーン終わっちゃってウエイトが伸びない」
私の頭の中はパニックになりました。
「先週良かっただってー???」
そんなはずはない。土曜日にやったときはギルすらアタらず、魚の気配
なんてどこにもなかったのに。
日曜日は爆釣とは、、、にわかに信じがたい話でした。とにかく、行く
あてもないので、とりあえず、始めまることにしました。
すると、まだ準備している最中にまた百目鬼さん
が釣っているではありませんか?
しかも、なかなかのバスです。私は自分に「俺、終わったな」ってひとり言
のように言っていました。
私は、百目鬼さんとは反対方向に進み始めたんですが、しばらくは、
やはりノーバイト。そこでワームをマイクロクローラーのナチュラルから
パワーホッグ3インチのグリーンパンプキン
にチェンジしてみたところ、
見事に当たりまして、スグに1本出ました。それからは気を良くしたものか2本目
もわりとスグにでました。
ちなみにキロフィッシュはまたマイクロクローラーのナチュラルに戻したところ釣れました。
結局、10本釣れて、その後、横利根の他のポイントでも1本出ましたが、
入れ替えは出来ずウエイン
と相成りました。
リグは全てダウンショットです。
軽く上下に動かしていると、フ〜っと重くなるようなアタリでした。
今回は今までお話したとおり、全く私の戦略の裏をかいての入賞となったわけです。
私が、負け戦と言った訳がお分かりになりましたでしょうか?
今度は、計算のできる(百目鬼さんを見習って)釣りを展開していきたいと思います。』