優勝 赤羽根隆介 1511+848+612=2971
5尾(+489+478=3938)

今回のトーナメント、当日は4月としては暖かく、当然バスはスポーニングを
意識したエリアにいるものと思った方が多かったのではないでしょうか? 
私は金曜からプラに入り、金曜日に降った冷たい雨で徐々に上がってきた水温は下がり、
土曜日も気温が上がらず、前日に下がった水温は元に戻っていないと感じていました。
この状況の中からシャローにさしつつあったバスはディープに戻るかブレイクで
とどまっている、シャローにあがってきたバスはストラクチャーにタイトについている
と予想をしてプラをしました。実際反応が良かったエリアはブレイクがらみのおだ、
テトラまわり、水深のある護岸沿いといった所でした。水門周りは何箇所もまわったのですが、
ほとんど反応がありませんでした。そこで当日はシャローにあるストラクチャーを
じっくり攻めていこうと考え、岸から狙えるストラクチャーの数が多いところとして
利根川の水中堤防に入りました(狙うところが多ければ、釣れる確率も増えるだろう
という安易な考えです)。実際、釣りを始めると簡単に魚は釣れるけれど、釣れる魚は
すべて400g前後で揃っていてサイズアップできない。1時間もしないうちにリミットは
揃っていたので、6時半にはエリアを替え、サイズアップを狙って、常陸利根川、外浪逆浦、
鰐川とプラで反応が良かったところを移動しながら釣っていきました。
ここで一度計量をしようと思い(ここまでで一番大きな魚が弱ってきていたので)
沼尾を目指して走っていたとき、誰もいない水神川が目に入りました。そこで試しに
やってみると1500gオーバーの今回のキッカーを含めた2匹が立て続けに釣れてしまいました。
この後は常陸利根川、北浦を回ってみましたが結局バイトすらありませんでした。
今回魚を釣ったのはすべてダウンショットで、使用したのはロボのリーチです。



準優勝倉持 勝年 916+429=1345
いやー久しぶりでした。バスを手にしたのは昨年の山中湖戦依頼。北浦のバスに
いたっては実に一年手にしていなかったのでは?昨年一年間は新しい仕事「郵便局です」
にかわったばっかりで、なかなか休みが取れなかったのですが、ことしは余裕も
できたので、適当に休みを取りながら釣に励みたいと思っています。
さて今年の第一戦では、本当にバスの少なさを実感させられました。当日の朝、車を
走らせながら考えた戦略は「北向きワンド&テトラ」でした。春の定番と水温低下のため
もしかして冬の釣も?という判断に基づいたものですが、その結果を裏付けるものと
しては釣果はあまりに貧弱でした。結局、外浪逆浦の福島ワンドのテクトロで一本。
常陸利根川が浪逆に流れ込む所にあるテトラではギルバイトのみと言う結果に終わりました。
検量に向かう途中、釜谷ドッグの上流側の護岸で一本。900gUPの良型が取れたので結果
として2位という幸運が転がってきたのですが、これも全体的に魚が少なく、二本取れば
上位に入れたという状況のお陰だと思います。6月の第二戦ではもっと状況も変わり
昔のような爆釣ができるように(無理っ!!?)祈りつつ、私は海釣りにでも精を出して
こようと思います。


3位 唐沢 仁  1090+236=1326
どうも唐沢です。って僕の事を知らない方がほとんどかもしれませんが、
年1回大会に出るか出ないかの幽霊部員(?)的存在ですので、
これを機に顔と名前を覚えていただけたら幸いです。
さて、この日は今年初の北浦だったので、状況など何もわからないまま、戦略もたてずに
スタートしました。鹿行大橋西岸、馬渡水門から実釣開始。ハード系、ソフト系、いずれも
ノーバイト。早々に場所移動。南下しつつ山田ワンド、蔵川ワンド周辺を色々なリグで攻
めたが、これもダメ。このままではヤバイ!とゆう事でハズレの少ない北浦マリーナまで
移動。スロープ端の落ち込みをバレットのダウンショットワッキーで細かく探っていると
待望の初フィッシュ!...が20センチ級のコバッチー…更にデカイ奴を!と執念で攻め続
けたが、時間が無くなってきたので悔やまれつつ対岸へ移動。最後の勝負!と中里川周辺
を攻めるが、これまた全然ダメ!しょうがなく会場へ帰着。
検量後、締め切りまで時間があったので最後の悪あがきと言わんばかりに沼尾ドックヘ。
ドックの外回りをパワーホッグ3インチのダウンショットで攻めていると強烈なバイト!
これはデカい!と慎重なやりとりをするが、足場の高さがあって四苦八若している所にネ
ットを持ってきてくれた方に助けられ何とかネットヘ。検量すると44センチ1090グ
ラム!奇跡の大逆転の3位入賞!後から聞いた話だと締め切り1分前だったとか・・・
自分でも信じられないほどの、そしてオイしすぎる大逆転劇でした。
最後にこの場を借りて、ランディングを手伝ってくれた方々に深くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!